状況の変化 ~p.50

2章の途中から、3章の始めまでを読んだ感想です。


2章では、ウォズニアックの様々な成功が書かれています。科学コンテストで優勝したり、成績は常に学校でトップクラスだったりそれだけでなく、スポーツも得意で、クラスの中でも人気者だったそうです。常に凄いことを成し遂げ続け、誰よりも秀でていることがモチベーションに繋がっていたみたいです。やはりそういった様々な分野で見られる強い向上心や、幼少期から誰もが認めるぐらいの才能と実力が現在に繋がっているのでしょうか。


一方で、内気な部分もあったそうです。第3章は、ウォズニアックのそんな一面について語られています。科学に限らず学業では常にトップ、運動神経も抜群、遊びでも常に輪の中心にいたウォズニアックですが、小学校高学年になって状況が変わってしまったそうです。


「でも、六年生になって状況が大きく変わった。人気がなくなったんだ。まるで透明人間かなにかになったみたいだった。急に僕の算数や理科を友達が認めてくれなくなって、僕にはそれが悲しかった。だって、それこそ僕が一番得意としていたことだったんだから。」


今まで周りを引っ張っていた立場だからこそ、ショックは大きかったのでしょう。

次回は、彼がその逆境をどのようにして乗り越えたのか、また読んで感想を書いていきたいと思います。